Xboxを選ぶ理由のひとつに「後方互換」がある。簡単に言うと昔のハードで出たゲームが最新世代でも遊べる(古いハードに向かって互換がある)ということだ。一番有名な所で言うと「パンツァードラグーンオルタ」だろうか、もしくは「斑鳩」や「D&Dシャドーオーバーミスタラ」とかも有名。

 この後方互換タイトルについてXbox.comでのチェックも可能だが、正直なところ、すごく、わかりづらい。筆者はもっぱら別サイトを使っている。。。そこでXboxコミュニティならでは「無ければ自分でやる」精神により有志の方がWikiを公開してくれたので紹介させて頂きたい。

Xbox後方互換対応タイトル確認wikiについて

 アクセスするとわかるが、各タイトルが確認できるデータベース構成になっている。管理人(発起人)は『なすさん』だ。なすさんは、昔からForzaのバイナル作成等でおなじみの方。筆者は車はあまりやらないので関わりがなかったのだが、今回の取材についてはすぐさま快諾をいただいたことを記しておきたい。

分類分けについて

 もう、色区分の時点でわかってるつくり。筆者もそうだが、本当にXboxのユーザーは自分らの力で解決してしまうことが多いのだ。いや本当はMicrosoftさんがさあ、やってくれれば済む話なんですけど。

表示について

たとえば「ふ」をクリックするとこのようによみがな「ふ」のソフトが並んでいる。このファンタシースターオンラインがさああ、本当に楽しかったんですよ。みんなはゲームキューブから移行した?!筆者はドリキャスから移行しました。

後方互換について

 後方互換はXboxOneの後期にMicrosoftから放たれた化け物技術なのだが、どうせならぜひ読んで頂きたいインタビューがあるのでIGNさんの記事を読んでもらいたい。

 正直なところ筆者も衝撃を受けたのだが後方互換についてはもはや一部の人しか覚えていない感動エピソードがあったりするので興味があればX(Twitter)の世界で調べてもらえるかタレコミをお願いしたい。

 ちなみに筆者が一番驚いたのがXbox初代の開発時に「いずれ高機能になるかもしれないので、テクスチャ等はそのまま入れてください」という案内で開発したパンツァードラグーンオルタが、初代では描画しきれなかったテクスチャやポリゴンについて、後方互換により高性能マシンでの動作となったことで本来の輝きを取り戻したという内容だった。もう映画化やん?(多少違いがあるかも、申し訳ないご指摘お待ちしております)

後方互換の感動話はきりがないのでとりあえず〆!それにしてもWikiの作成大変お疲れさまでした。なすさんはなぜWikiをつくろうかと思われたのですか?

なすさん

それはやっぱりMSの公式リストは不便だなと思った所からですよね。私自身が『あったら便利』と思うWikiをつくりました。現行ユーザーだけでは無く、これからユーザーになる方もこのWikiを見てXboxを選択肢にしてくれると嬉しいです。現在650タイトルほど網羅できているかと思います。なにか気になる点や改善点、要望などがあればお知らせください。

やったー、お返事ありがとうございます!そうですね、自分らが困るので結構なんでも作っちゃいますよね私たち。今のままでも十分かと思いますが、より良くなると嬉しいです!

おまけ

Twitterで問いかけた所、さっそく情報が集まってきたので記録しておきます。あっここもしかして古の超古代遺跡になっちゃうかも。

①FF13はムービーがプリレンダだったのだが互換機能の【自動で高解像度化】には対応できなかった。そこでプリレンダムービーの実装箇所に高解像度版のムービーを別途持ってきたらしい。互換に対するこだわりを感じますね!そのこだわりを広報にも使ってくれん?