メタスコア、ご存じでしょうか?筆者はあまり気にしていないのですが概ね世の中のゲーマーや業界からの評価をスコアとして表示してくれる値です。ゲームランキングサイト『Metacritic』によって算定されているスコアなのですが、このメタスコアについて「2024年中の発売ゲームにおける高スコアパブリッシャーランキング」が発表されていましたので(少しいじって)ご紹介します。(免責事項:Metacritic.comのスコアは機種ごととなっているため、必ずしもXbox版のスコアを算出しているとは限りません。)

第1位:Sega

12タイトルの発売、平均メタスコアは82.9と極めて高い数値となっています。
特に『メタファー:リファンタジオ(94)』の貢献が大きい模様。更に史上初となる3回目のNo1受賞となっています。

第2位:Capcom

9タイトルの発売、平均メタスコアは82.1と極めて高い数値となっています。また、全ての発売タイトルが好評(*)である所も特徴的です。*→スコア75以上の物が好評扱い。
一方90点以上(伝説的に好評)のタイトルが1本も無い所がカプコンらしいなとも思いました。

第3位:Aksys Games

5タイトルの発売、平均メタスコアは78.8と高い数値となっています。全ての発売タイトルが好評であるところも特徴的です。どこ?となった方向けですが比較的ニッチなタイトルを英語ローカライズして海外販売しているパブリッシャーで、日本のタイトルも多く含まれています。黄泉ヲ裂ク華とかが有名かな?ちなみに欧州地域は取引先の「NumSkull Games」が担当しています。ファンからの評価は対象外となりますが、少なくとも業界側からは好意的に思われていることがわかります。

第4位:Sony

14タイトルの発売、平均メタスコアは80.9と高い数値となっています。ちなみにAksysより順位が低いのは総合ポイントの関係です。
特に『ASTRO BOT(94)』の貢献が大きい模様。PlayStation30周年を記念し、数多くの会社さまとのコラボによって実現したPlayStationにしか実現できないゲームだったという点も◎です。BungieのDestiny 2やConcordもあるにはありますが、それでも第4位の獲得となっています。今後はより戦略的なパブリッシングを期待したいですね。

第5位:Focus Entertainment

5タイトルの発売、平均メタスコアは79.1と高い数値となっています。ものすごく高評価のタイトルがあるわけではありませんが、全体的にスコアが高くこの度のランキング入りとなっています。FocusといえばWarhammerおよび、Warhammerの謎翻訳が有名ですね、また良質作品のパブリッシングもしてくれている超大手パブリッシャーというイメージです。圧倒的文章量を翻訳するのは大変かとは思いますがもう少しだけ頑張ってもらいたい所です。『Banishers: Ghosts of New Eden』はXboxでも出ており、かなり好評のようですね。

カプコンの実力が確かなものになってるのがうれしいですね!他の会社もなんだかんだで日本でも出してくれたり日本のゲームだったりでありがたいことです。6位から後は公式の方をご確認ください!